寒くなってきましたが、
暖房機器の点検はお済ですか?💦
シーズンの使い始めに「故障した!」ということがないように、
暖房機器のお試し運転をして冬に向け準備しておきましょう!
❶残った灯油を次シーズンに持ち越すことはトラブルの原因に
昨シーズン中に使い切ることができなかった灯油。
ついつい「もったいないから」と次シーズンまでとっておきたくなりがちです💦
灯油は持ち越してしまうと酸化して変質していたり、保管状況が悪いと不純物が混入していたりするので、トラブルの原因となって修理や買い替えが必要になるケースも少なくありません。
変質した灯油や不純物の混入した灯油を使うと、石油ファンヒーターにはさまざまな症状が発生します。
- ニオイが強くなる
- 黄色い炎が混ざる
- 火力が上がらない
- 消火しにくい
- 着火しにくい
- 給油サインが点滅する
- 途中消火する
シーズン初めにトラブルなく使用できるように、石油ファンヒーター本体内に昨シーズンの灯油が残ってないか確認してみて下さい。
灯油に抜き取り方法について
(1)本体からタンクを取り出し、油フィルターを取り出す。
(2)タンクから灯油を抜く
給油ポンプでタンクの中の灯油をすべて抜き取ります。
(3)本体から灯油を抜く
本体の油受皿にある灯油を給油ポンプなどで抜き取ります。
(4)本体に少し残った灯油はスポイトで抜く
抜ききれなかった灯油はスポイトを使うと抜き取りやすいです。
❷油フィルターの掃除をする
灯油に混入したごみや水が油フィルターにたまることがあります。
油フィルターが詰まるとタンクの灯油が本体に供給されず、着火できなかったり、途中で火が消えたりします。
ごみや水が詰まっている場合はしっかり取り除きましょう。
油フィルターに水やごみが混入した場合、灯油が通過しにくくなります。
もし油フィルターにごみや水が詰まっていた場合は、灯油で洗い流します。
(1)きれいな灯油ですすぎ洗いし、ごみや水を取り除く
深めの容器にきれいな灯油をいれ、すすぎ洗いをします。
※:プラスチック製の容器を使用したときは、長時間そのまま放置しないでください。
(2)灯油をふき取り、日陰でよく乾燥させる
すすぎ洗いをした油フィルターは柔らかい布でふいたあと、よく乾かしてください。油フィルターに水分が残っていると、灯油が落ちず、給油サインが点滅します。
❸ファンフィルターの掃除をする
石油ファンヒーター本体背面にあるファンフィルターにほこりがたまると、運転中に空気を十分に取り込めずムダなエネルギーを消費してしまいます。
フィルター等のお掃除をして、灯油節約に繋げましょう。
※:ファンフィルターが付いていない機種は、空気取入口のほこりを直接掃除機で吸い取ってください。
掃除機でほこりを吸い取ってください。なお、汚れがひどいときは、洗剤などを使って浸け置きし、水で洗い流してください。
❹最後に、電源コードのチェック
電源コードやプラグ部分に傷みがあると、異常発熱や発火を起こす場合があります。
電源コードが断線していたり、中身が露出 し たりしていないか、また、根本やプラグにがたつきがないか確認してください。
暖房機器の点検や掃除はご自分では難しい事もありますので、迷った時は弊社へご相談下さい。
長年お使いの暖房機器は表面より内部の掃除が必要になります。
専用の機器で内部の汚れを取り除きます。
お客様のお宅まで引き取りにお伺い致しますので、お電話にてご連絡下さいね😉